「海外発券」 - 初心者でも簡単。マイルの貯め方・使い方講座③
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陸空マイラー歴10年以上、SFC歴5年(2012年に取得)のMMMilerのこれまでのノウハウを「初心者でも簡単。マイルの貯め方・使い方講座」にまとめていきます。(本講座では貯め易さからANAマイルを対象としています)
今回は第3回です。「海外発券」というテーマですが、直接マイルの貯め方とは関係ありません。コラム的な位置付けですが、前回フライトの話を書いていたら書きたくなってしまいました。こんなこともあるんだ位に読んでいただければと思います。
海外発券とは
文字通り、海外で航空券を買うことです。具体的に言うと、次のような感じの航空券を買うことが海外発券と言われています。
(海外出発地)→(日本)→(別の海外目的地)→(日本)→(海外出発地)
有効期間1年で日本においてストップオーバー(乗り継ぎ地点で24時間以上の滞在をすること)ができる航空券を使います。発着地が海外なので、1回限りというより、毎年繰り返し同様な航空券を買って、旅程をつなげるのが一般的。
海外発券のメリット
- 1枚の航空券で2回の旅行ができる。(海外出発地往復と別の海外目的地往復)
- 為替次第の面もあるが、航空券代が安い。(円高の時は安い)特に通貨の弱い国で発券すると円ベースで安くなる。
- ゴールデンウィークや年末など日本の格安航空券が高い時期でも値段が変わらない
- 予約変更が可能。
- 予約クラスが高いので予約が取りやすい。
- アップグレードできる航空券も比較的安い。
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海外発券のデメリット
- 毎年同じ国(海外出発地)に行かなければならない
- 為替次第で割高になることがある
- 一番初めに片道航空券で海外出発地に行かなければならない
海外発券のやり方
海外発券の具体的なやり方ですが、実際にその国に行かなくても、予約発券することができます。
まず、有名な海外発券サイトをご紹介します。
世一旅行社(ソウル発券)
「日本にお住いの方おすすめ航空券」のページに日本人向け航空券の情報があります。
例えば、ANAのソウル発日本経由ロサンゼルス行きが最安で88万ウォン(約8.7万円)+税となっています。
勝美旅行社(台北発券)
「お買い得航空券」のページに日本人向け航空券の情報があります。
例えば、JALの台北発日本経由ロサンゼルス行きが最安で2.71万台湾ドル(約9.9万円)+税となっています。
また、一覧になっていないので、トライアンドエラーが必要ですが、各航空会社のサイトで国を当該発券国に変えて検索することもできます。
まとめ
円高の時代やマイルが今ほど貯められなかった時に少しでもお得に海外旅行に行きたいということで使われてきた海外発券ですが、今ではあまりメリットが感じられません。
特典航空券の発券時にうまく応用できる可能性があります。
なお、本講座の骨格は次の記事の通りで、本講座はその超詳細版という位置づけになります。てっとり早く全体を知りたい方はこちらの記事で。
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