【IPO】 抽選結果(当選・落選結果):ソフトバンク 最終結果
ソフトバンクの抽選結果(当選・落選結果)は次の通りでした。
SBI証券:当選!!(100株)
マネックス証券:落選
購入するかどうかについてはずっと悩んでいましたが、SBI証券の意思表示締め切りの本日12時を前に決めました。購入はせずに辞退します。
その理由としては、グレーマーケットでは公募価格を(若干)上回るというポジティブな情報もあったのですが、やはりSBI証券の当選株数の後から水増し事件が大きかったです。毎日届くSBI証券からの督促メールも逆に不安感をあおるものでした。
大手証券は売り切ったようですが、この流れですとSBI証券分がかなり余るように思えます。その分がどうなるかは分かりませんが、売りに回ったら大変です。
こうしたことから、公募価格を割れないにしても、とても上回って利益が出るとは思えませんし、仮に上回って利益を取り逃したとしても悔いはありません。
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【IPO】 初値予想とBBスタンス:ソフトバンク
かなり久しぶりですが、注目銘柄ですので、BB開始時点での勝手なソフトバンクの初値予想をしてみました。
初値予想
ソフトバンクの初値は、1,500円(予想公募価格比+0円)と予想します。
コメント:
<ポジティブ>
・超大型のIPOで世間での注目度は高い。ソフトバンクの知名度も高い。
・過去の大型IPOの勝率は高く、日本郵政グループIPOの成功は記憶に新しい。
・配当利回り5%と魅力的な水準であり、また配当水準の高さからNISAなどにも組み込まれ、売り圧力が緩和されそう。
・実際に個人からの反応は良く、BB開始以前の段階で、販売に目途がついたと報道されている。
<ネガティブ>
・同業のNTTドコモやKDDIと比較して、配当利回りは高いもののPERやPBRといった指標では割高な水準。さらに時価総額でもKDDIを越えてしまう。
・そもそも携帯電話事業については、政府からの圧力もあり、収益は抑えられていく方向。
・配当利回りが高いのは配当性向が高いため。減益になれば、配当利回りが保たれるかは分からない。
本件の一番の売りは配当利回りの高さである。1,500円より上で買えば当然配当利回りが下がることになるため、公募で手に入れられなかった投資家も上値を追ってまで買いに行く向きは多くないのではないか。逆に、1,500円より下になれば、利回りがアップするので、そうした投資家の買いは入りやすい。こうした面から公募価格と同値の1,500円を予想初値とする。
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BBスタンス
初値は公募価格程度と予想しますが、市場での注目度も高い銘柄ですから、不参加とはせず消極BBスタンスです。
【IPO】 初値予想とBBスタンス:CREロジスティクスファンド投資法人
仮条件前での勝手な初値予想です。
まず初値予想のやり方ですが、通常のIPOの初値予想は需給を重視して行っています。具体的には、直近のIPOの初値がどれ位で付いたのかをベースに個別の要素(市場・規模・業種など)を加味しています。
REITについては、配当金利回りをベースに初値予想をしています。具体的には、類似したREITといくつかの要素(スポンサーの格、資産の質、格付など)を中心に比較して、想定される配当金利回りを出していきます。
今回のCREロジスティクスファンド投資法人については、物流特化型REITの4社と比較しました。
各社の概要は次の通りです。
*CREロジスティクスファンド投資法人の分配金利回りは2018年6月期予想の2,539円、2018年12月期予想の3,294円および2019年6月期予想の2,937円(いずれも主幹事ヒアリング値)と想定価格の108,000円に基づいて計算
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スポンサーについては、三菱地所、三井不動産は言わずと知れた不動産の大手ですから問題ありません。あえて言うならば、丸の内を除くと、開発などは三井不動産の方が若干上かなというイメージです。三井物産も超有名企業ですが、不動産という面から考えると三菱地所や三井不動産よりは若干落ちるのではないでしょうか。プロロジスについては、米国上場で世界的には物流の大手ということのようですが、日本での知名度はまだまだといったところでしょう。シーアールイーは1部上場の不動産会社です。歴史は浅いものの、もともと物流に特化している企業です。
(評価:三菱地所◎、三井不動産◎、日本ロジ(三井物産)○、プロロジス○、シーアールイー○~△)
保有資産
5社ともに物件は首都圏中心であり、あまり差は見受けられません。
(評価:各社とも◎)
格付け
格付けは第三者の目が入っているという意味と日銀の買い入れの対象になるという点で重要です。CREロジスティクスファンドは格付けの取得予定はありませんが、それ以外の4社は日銀買い入れの対象となるAA格以上を持っているので、特に差はありません。
(評価:三菱地所◎、三井不動産◎、日本ロジ(三井物産)◎、プロロジス◎、シーアールイー×)
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まとめ
このように比較していくと、シーアールイーが劣る項目が多いようです。各項目を総合すると、物流特化型REITの中での位置づけは、
三井不動産ロジ > 三菱地所物流リート >
プロロジス = 日本ロジ >> シーアールイー
というイメージで考えます。(評価が高いほど分配金利回りは低くて良い)
日本ロジの利回りが4.09%ですから、シーアールイーはそれより高い利回りが妥当となります。CREロジスティクスファンド投資法人の分配金利回りを4.5%-4.8%と予想し、初値としては121,800円~130,000円と予想します。
ただし、上場当初は需給要因もありますので、(初値予想と言いつつ申し訳ありません)初値ではここまで行かず、115,000円~120,000円程度となり、需給がこなれてくる、上場から1-2か月後に121,800円~130,000円まで届くという予想ということでよろしくお願いいたします。
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【IPO】 抽選結果(当選・落選結果):2017年IPO当選結果のまとめ(最終版)
前回、2017年のIPO当選結果をまとめたのですが、すっかりREITのIPOが抜け落ちていました。REITについては、別カウント扱いするようにしていたので、すっかり忘れていました。金額的には微々たるものですが、REITの実績も合わせてまとめ直しました。当選銘柄は全部で12銘柄です。
1. ファイズ 100株 大和証券(+276,000)
2. ビーグリー 100株 日興証券(+100)
3. グリーンズ 100株 野村證券(+12,100)
4. ソウルドアウト 100株 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(+91,300)
5. シェアリングテクノロジー 100株 大和証券(+139,000)
6. エスユーエス 100株 野村證券(+267,000)
7. SGホールディングス 100株 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(+28,000)
8. ジーニー 100株 野村證券(+132,400)
9. オプトラン 100株 大和証券(+97,600)
10. 要興業 200株 野村證券(+40,000)
(REIT分)
1. 森トラスト・ホテルリート投資法人 日興証券(+2,000)
2. 三菱地所物流リート投資法人 日興証券(+14,000)
カッコ内は初値売却時の利益(手数料控除前)です。合計では1,099,500円の利益となりました。
REITも含めて公募割れを一つも引いていません。ただ、昨年の環境ではもう少し攻めた方が利益はあがったと思います。
引き続き、みずほ証券での当選が今年の目標です。
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