【IPO】初値予想とBBスタンス：エコモット

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仮条件時点での勝手なエコモットの初値予想です。

初値予想

エコモットの初値は、５，５００円（予想公募価格比＋2,770円）と予想します。

コメント：

・札幌アンビシャス銘柄。今年2月に札幌アンビシャスに上場したフュージョンは約2.5倍の初値を付けている。

・公募売出株数の約16万株、市場吸収額約4億円は、小型の部類。

・VC保有もあるが、大株主と共に大部分にロックアップがかかっている。

・仮条件は2,470円から2,730円と、想定価格2,500円に対し、上に広く上下に広げた形。需要が相応に強いことを示している。

・業種としてはIT関連であり、大きく人気が出る可能性が高い。

・業績については売り上げが順調に伸びている。利益は伸び悩んでいる部分があるが、今期は前期より伸びる予想。

・主幹事は岡三証券。

・小型IPOに軒並み高い初値がつくなど、引き続き市場環境は良好。IPOもしばらく間が空いており需給面でも良好。

業種、規模、株主構成やロックアップなど不安な要素はほとんど見当たらない。気になる点としては、利益がきれいな右肩上がりになっていない点とマザーズではなく、札幌アンビシャス上場となっている点。前日上場のディーエムソリューションに初値が付かず、エコモットと同日上場のような形になる見込みであるが、それは特に問題はないと考える。

今年2月のフュージョンと似たイメージであるが、フュージョンの方が小粒であったためフュージョンの2.5倍とはいかず、予想公募価格の2倍程度が目途となるのではないだろうか。金額としては5,500円を予想初値とする。